指定医療機関・難病指定医療機関・神奈川県肝臓専門医医療機関(C型慢性肝炎治療・B型慢性肝炎治療)

〒250-0872 神奈川県小田原市中里392-1

予約制 tel 0465-41-2227
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当院では訪問診療を行っていますが、クリニックだけではご自宅で療養される患者さんを支えることはできません。
訪問看護師さんやヘルパーさんなど様々な職種の方がいらっしゃいますが、今回は生活の支援の司令塔であるケアマネージャーさんにむけて、「在宅の看取り」のお話をしました。

在宅で看取るときに、病状をどう考えていけばいいのかという医学的な話と、家族を巻き込んだ意思決定の場面でどう接していけばいいのか一つの例をあげてお話しました。

在宅療養はたくさんの人が関わる医療です。みんなのコミュニケーションがよりスムーズに、より深くなれるよう、少しでもお手伝いができればと思っています。

院内では、患者さんの安全を最優先するために、感染症や業務の改善について定期的に研修を行っています。
今回はワクチンの勉強と、患者さんの待ち時間や処置での安全を更に高める方法について、各部署ごとに検討しました。
日々、進歩していきたいと思います。

令和4年度の終活講演会でお話してきました。
できたばかりの三の丸ホールで、300人ほどの市民の方々が聞きに来てくださいました。
前半は日本エンディングサポート協会の佐々木先生が、終活に向けた具体的な知恵を盛りだくさんお話されていました。
後半は私から、最期の医療について具体的にお話し、その上でひとりひとりの人生を棚卸しして、大切にしていることを見つめ直していきましょうとお伝えしました。
やや重いテーマですが、最期のために今とこれからを大切にしてほしい。そんな前向きなメッセージを込めてみました。

当院の患者様もご参加いただいており、お顔を見つけるたびに緊張がほぐれていきました。
ありがとうございました!

看護学校の授業をやってます

救急の専門医である福井大治郎医師による、院内スタッフ向けの救命処置の勉強会を行いました。

心臓麻痺(心肺停止)で亡くなられた中学生の女の子の命から生まれた「みんなができる救命処置」を、みんなで学びました。
あっぱ君(胸骨を圧迫するから)という心臓マッサージの練習キットを準備して、目の前で患者さんが倒れたとき、どう対応すればよいのか、座学と実技を交えて、みんなで心臓マッサージをしました。

しっかり心臓マッサージをするには、実はとても力が必要です。
絶え間なく心臓マッサージをするためにスムーズに交代する練習をしたり、AEDという自動で電気ショックをしてくれる器械の使い方の確認をしたりしました。

幸い、私がこのクリニックで働き始めてから、院内で心肺停止になった患者さんはいらっしゃいません。
しかしそのときは今日、明日やってくるかもしれません。
医療従事者として、職種に関係なく、どんなときも適切に落ち着いて対応できるよう何度でも練習していきたいと思います。

みんなで心臓マッサージ練習

今月26日、外部から講師をお呼びして接遇研修を行いました。

事前に講師の方に当院の接遇を見ていただき、研修会ではフィードバックをもらいながら、スタッフみんなで自分たちの接遇を見直しました。
患者さんに気持ちよく過ごしていただくために、どのような接遇がいい接遇なのか、知識と実技を交えて大変濃密な2時間でした。

学んだことを早速実践してみると、気づいたことがあります。
それは、よい接遇を実践すると、患者さんはもちろん、自分たちの気持ちも明るくなることです。

明るくて相談しやすい、気持ちのいい地域のかかりつけクリニックを目指して、これからもよりよいクリニックになるために、努力して参りたいと思います。

接遇研修を行いました
接遇研修を行いました

令和4年度の終活講演会でお話してきました。
できたばかりの三の丸ホールで、300人ほどの市民の方々が聞きに来てくださいました。
前半は日本エンディングサポート協会の佐々木先生が、終活に向けた具体的な知恵を盛りだくさんお話されていました。
後半は私から、最期の医療について具体的にお話し、その上でひとりひとりの人生を棚卸しして、大切にしていることを見つめ直していきましょうとお伝えしました。
やや重いテーマですが、最期のために今とこれからを大切にしてほしい。そんな前向きなメッセージを込めてみました。

当院の患者様もご参加いただいており、お顔を見つけるたびに緊張がほぐれていきました。
ありがとうございました!

小田原市の終活講演会でお話してきました
小田原市の終活講演会でお話してきました
小田原市の終活講演会でお話してきました

1年に1回開催される、日本プライマリ・ケア連合学会の学術大会に参加してきました。
今年は地元神奈川県は横浜・みなとみらいで開催されました。
全国から家庭医、総合診療医が集まり、二日間みっちり勉強しました。

家庭医が学ぶジャンルは非常に多岐にわたります。
家庭医療とか総合診療というと、内科や小児科という、いわゆる診療科の枠を超えて診療してるものと思われますが、実際の学びは診療科の枠だけでは区切られず、さらにバラエティに富んでいます。
新型コロナウイルスの診療で家庭医ができること、診断力を高める方法、社会的処方という地域にある資源を活用して孤独を解決する方法、患者中心の医療の方法を深めるシンポジウム、小児の在宅医療を始めるコツ、膝・肩・腰の診察技術の向上、ICTをどう医療に活用するかという提言、診療所の看護師の役割の発展など、”医学”の範囲を超え「”プライマリ・ケア”が地域にできること」という大きな枠組みで、様々な活動や研究を共有し、学びました。

学んだことを当院から皆様に還元できるよう、クリニックを発展させていきたいと思います。

令和3年11月24日を持ちまして、前理事長 福井光治郎にかわり、現理事長 福井慶太郎が就任しました。

新しい体制のもと、これからも地域の皆様の健康と幸せのお手伝いができるよう、スタッフ一同真摯に取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

みなさまこんにちは
医師の福井慶太郎です

さてどんな職業でもそうだと思いますが、私達医師も常に勉強し、最新の知識を得たり、今まで勉強した知識を新しいものにアップデートしたり、生涯勉強が続きます。
私の所属する日本プライマリ・ケア連合学会では毎年秋に大阪で生涯学習研修が行われ、実に30個以上のテーマで講義やワークショップが開かれ、自分の興味のあるものを選択して学ぶ機会があります。
今年は2泊3日でじっくり学んできました。
ちなみに私が学んできたテーマはこれらです。

1 LGBTQの診療
2 健康の社会的決定因子(SDH)を評価するソーシャル・バイタルサイン
3 まちづくりに必要なチカラとは?
4 運動を処方しよう!(スポーツ医学と、マスギャザリングの救護体制)
5 非専門医のためのHIV診療
6 グループ診療に関する書籍執筆の打ち合わせ

どうでしょうか。非常にバラエティに富んだ内容ですね。
家庭医・総合診療医は、幅広い疾患だけでなく、社会的な視点や公平性・公正性を持って日々診療や院外活動を行うため、たくさんのことを学ばなければいけません。
でもそれが、家庭医・総合診療医の楽しいところでもあります!


次回以降のブログで、学んできたそれぞれの内容をまとめて発信できればと思っています。
発信すること自体が、自分の勉強になりますし、少しでも皆様のお役に立てればと思います。

医師 福井慶太郎

6月19日の神静民報に、小田原医師会からの寄稿として、訪問診療の話を書きました。
患者さんとご家族の思いを大切にしながら、家で最期を看取った患者さんの話です。
病院とはちがい、在宅にはそれぞれの「生活」があり、それぞれの「思い」や「人生」があって当たり前の場所です。患者さんやご家族が大切にしていること、そしてその時その時の思いを丁寧に伺いながら、それを叶える医療。それが訪問診療なのです。

訪問診療をお考えの方は、お気軽に電話やお問い合わせフォームから、お問い合わせください。

医療法人社団 福井内科消化器科クリニック

ご予約・お問い合わせは
福井内科消化器科クリニックまで。

tel0465-41-2227
fax 0465-41-2228
診療時間 日・祝
9:00~12:00
15:00~18:00

休診日:木、日曜日、祝日、土曜日の午後 
※予約制